高層建築物は何もないところに建設を

京都にしろ、奈良にしろ、東京もそうだが、

 

高層建築物が、江戸時代まで、美しい日本の景観を保ってきたものを、

次々と、ぶち壊してきた！

 

オリンピックに先駆けての「東京タワー」を筆頭に、

「霞が関ビル」から始まる、不細工な高層ビル群。

日本橋に架けた、景観を損ねた高速道路。

昔は、皇居の周りも、建物建設の高さ制限があったおかげで、

皇居前からや日比谷公園から見た景観の素晴らしかったこと。

 

今は、さらに、東武の建てている電波塔で、景観を損ねている。

　　　（これは、新しいもの好きの人間は、良いだろうが、

　　　　浅草の寺院などで、写真をとろうとすると、邪魔だが）

 

特に、この電波塔などは、お台場のさらに先の方でよかったんじゃないかと。

名前も、へんちくりんだしね。

 

京都など、折角の寺院の高い塔が、至る所から眺められて、

人々の安らぎをもたらしていたと思うが。

やはり、電波塔で景観を損ね、ホテルやビルを建てさせたのは残念だ。

で、商売用に利益追求だけだった。

 

正に、今のチャイナがその上を言っている訳だが。

この記者さんも、かの国の人民と同じ様な考えだね。

 

 

古い建物、特に神社仏閣、城などの写真の場合、明治以降の建築物は邪魔だ。

ましてや、自然の風景を写したい時などは、なおさらの感じだ。

 

古から、外国でも、寺院の高さが、荘厳さを保っていたように思う。

町中の一番高い建物が、寺院・教会でなければーーー。

どこの町とも、変わらなくなってしまう。

 

今の日本の駅前開発で、何処へ行っても、同じ景色では。

わざわざ、出かけても、特徴のない町を見てもしょうがないと思う。